bitFlyer・Coincheck 完全ガイド：口座開設から初回取引まで

こんにちは、ぽんたぬきです🦝

「仮想通貨を始めたいけど、どうやって口座を開設すればいいの？」「取引所が多すぎて選べない」という方に向けて、私が実際に使っているbitFlyerとCoincheckの口座開設から初回取引までを、詳しく解説します。

この記事では、40代の私が実際に体験した手順を時系列で説明し、初心者がつまずきやすいポイントと対策も紹介します。

取引所選びの基準：なぜbitFlyerとCoincheckなのか？

私の取引所選びの経験

仮想通貨を始める際、最初に悩んだのが取引所選びでした。「どの取引所が安全？」「手数料は？」「使いやすさは？」など、分からないことだらけでした。

私が最終的に選んだ理由：

1. 金融庁登録業者であること（最重要）
2. セキュリティ体制が充実している
3. 初心者でも使いやすいインターフェース
4. 日本語サポートが充実している
5. 取引量が多く、流動性が高い

bitFlyerとCoincheckの特徴比較

項目	bitFlyer	Coincheck
設立年	2014年	2012年
主な特徴	ビットコイン取引量国内最大級	取り扱い通貨数が多い
最小購入額	1円から	500円から
取り扱い通貨数	19種類	26種類
スマホアプリ	⭐⭐⭐⭐⭐	⭐⭐⭐⭐⭐
初心者向け度	⭐⭐⭐⭐	⭐⭐⭐⭐⭐

私の使い分け

bitFlyer：

• ビットコインの長期保有
• 少額投資の練習

Coincheck：

• アルトコイン（ビットコイン以外）への投資
• 積立投資

bitFlyer口座開設の完全手順

ステップ1：メールアドレス登録

所要時間：約3分

1. bitFlyer公式サイトにアクセス
2. 「新規登録」ボタンをクリック
3. メールアドレスを入力
4. 「登録」ボタンをクリック

ポイント：

• 普段使っているメールアドレスを使用
• フリーメール（Gmail、Yahoo!メール）でもOK

ステップ2：パスワード設定と規約同意

受信したメール内のリンクをクリック後：

1. パスワードを設定（8文字以上、英数字記号を組み合わせ）
2. 規約・ポリシーを確認してチェック
3. 「同意する」をクリック

ステップ3：本人確認情報の入力

入力する情報：

• 氏名（漢字・フリガナ）
• 性別
• 生年月日
• 住所
• 電話番号
• 職業

注意点：

• 本人確認書類と完全に一致させる
• 住所は略さずに正確に入力
• 職業は選択肢から選ぶ

ステップ4：本人確認書類の提出

利用可能な書類：

• 運転免許証（推奨）
• マイナンバーカード
• パスポート
• 在留カード

提出方法（2つから選択）：

方法1：クイック本人確認（推奨）

• スマートフォンで書類と自分の顔を撮影
• 最短即日で完了
• 私はこの方法を選択

方法2：対面での本人確認

• 配達員に本人確認書類を提示
• 1-2日程度時間がかかる

ステップ5：銀行口座の登録

登録可能な銀行：

• 三井住友銀行（手数料優遇あり）
• その他の銀行・信用金庫

登録情報：

• 銀行名
• 支店名
• 口座番号
• 口座名義（カタカナ）

ステップ6：審査完了とアカウント有効化

審査期間：

• クイック本人確認：最短当日〜数日
• 対面確認：数日程度

完了通知：

• メールで審査完了の通知
• アプリまたはWebサイトで取引開始可能

Coincheck口座開設の完全手順

ステップ1：アカウント作成

1. Coincheck公式サイトにアクセス
2. 「会員登録」をクリック
3. メールアドレスとパスワードを入力
4. 「私はロボットではありません」にチェック
5. 「会員登録」をクリック

ステップ2：メール認証と電話番号認証

メール認証：

1. 受信したメール内のURLをクリック
2. 電話番号を入力
3. SMSで認証コードを受信
4. 認証コードを入力

重要なセキュリティ設定：

• 二段階認証の設定（Google Authenticator推奨）
• 強固なパスワードの設定

ステップ3：本人確認（KYC）

提出する情報：

1. 基本情報（氏名、住所、職業など）
2. 本人確認書類の画像
3. IDセルフィー（自分と本人確認書類を一緒に撮影）

Coincheckの特徴：

• アプリでの書類撮影が非常にスムーズ
• ガイドラインが分かりやすい

ステップ4：審査と口座有効化

審査期間：数営業日程度

完了後にできること：

• 日本円の入金
• 仮想通貨の購入・売却
• 積立投資の設定

セキュリティ設定：必須の安全対策

二段階認証の設定（最重要）

なぜ二段階認証が必要か：

• パスワードだけでは不十分
• 不正ログインを防ぐ最強の防御

設定手順（bitFlyer例）：

1. 「設定」→「セキュリティ」
2. 「二段階認証」を選択
3. Google Authenticatorアプリをインストール
4. QRコードをスキャン
5. 表示された6桁のコードを入力

私の実体験：
二段階認証を設定していたおかげで、不審なログイン試行をブロックできたことがあります。面倒に感じても必ず設定してください。

その他の重要なセキュリティ設定

SMS認証の設定：

• 重要な操作時にSMSで確認
• 不正な取引を防ぐ

ログイン履歴の確認：

• 定期的にチェック
• 不審なアクセスがないか確認

強固なパスワード：

• 12文字以上
• 英数字と記号の組み合わせ
• 他のサービスと使い回ししない

日本円の入金方法

bitFlyerの入金方法

1. 銀行振込：

• 三井住友銀行：手数料無料（条件あり）
• その他銀行：振込手数料は自己負担

2. インターネットバンキング：

• 住信SBIネット銀行
• イオン銀行

3. コンビニ入金：

• 手数料：所定の手数料が発生
• 最小入金額：取引所が定める最小額

Coincheckの入金方法

1. 銀行振込：

• GMOあおぞらネット銀行
• 楽天銀行
• 振込手数料は自己負担

2. コンビニ入金：

• 手数料：入金額に応じた所定の手数料

3. クイック入金：

• 各種ネットバンキング対応
• 手数料：入金額に応じた所定の手数料

私の入金方法

普段の入金パターン：

• bitFlyer：手数料優遇のある銀行から振込
• Coincheck：対応銀行から振込

コンビニ入金の活用場面：

• 急いで購入したい時
• 銀行の営業時間外

初回取引の実践ガイド

購入前の心構え

私の初回取引体験：
2023年1月、恐る恐る5,000円分のビットコインを購入しました。手が震えるほど緊張していましたが、今思えば良い経験でした。

初心者へのアドバイス：

• 最初は少額から（5,000円〜10,000円）
• 生活に影響しない金額で
• 長期保有を前提に考える

bitFlyerでの購入手順

方法1：かんたん取引（初心者向け）

1. アプリを開き「かんたん取引」を選択
2. 購入したい仮想通貨を選択（ビットコインなど）
3. 金額を入力（最低1円から）
4. 「買い注文に進む」をタップ
5. 内容を確認して「買い注文を確定する」

購入例：

購入金額：10,000円
購入時価格：市場価格による
購入数量：購入時の価格により決定
手数料：取引所規定による

Coincheckでの購入手順

スマホアプリでの購入：

1. アプリを開き、下部の「購入」をタップ
2. 購入したい通貨を選択
3. 購入金額を入力
4. 「購入する」をタップ
5. 最終確認して実行

Webサイトでの購入：

1. 「ウォレット」→「コインを買う」
2. 通貨と数量を選択
3. 「購入する」をクリック

私の初回取引記録

bitFlyer初回取引：

• 日付：2023年1月15日
• 金額：5,000円
• 通貨：ビットコイン
• 感想：ドキドキしたが、思ったより簡単

Coincheck初回取引：

• 日付：2023年2月1日
• 金額：10,000円
• 通貨：イーサリアム
• 感想：アプリが使いやすくて安心

手数料の比較と節約方法

取引手数料の比較

bitFlyer：

• かんたん取引：スプレッドが発生
• Lightning：取引手数料あり
• 入金手数料：銀行振込は条件により無料

Coincheck：

• 販売所：スプレッドが発生
• 取引所：取引手数料は比較的低め
• 入金手数料：銀行振込は基本無料

手数料を抑える方法

1. 取引所を使う：

• 販売所より手数料が安い
• ただし、初心者には少し複雑

2. 積立投資を活用：

• 定期購入で手数料を分散
• 感情的な取引を避けられる

3. まとめて取引：

• 小刻みな取引は手数料が割高
• ある程度まとまった金額で取引

私の手数料節約術

基本戦略：

• 月1回、まとまった金額で購入
• 手数料優遇のある入金方法を選択
• 積立投資サービスを活用

よくあるトラブルと対処法

口座開設時のトラブル

本人確認でエラーが出る：

• 書類の文字がぼやけていないか確認
• 光の反射で文字が見えにくくなっていないか
• 有効期限が切れていないか

審査に時間がかかる：

• 土日祝日は審査が停止
• 申し込みが集中する時期は遅延することも
• 書類に不備があると再提出が必要

取引時のトラブル

注文が通らない：

• 資金不足でないか確認
• 最小取引単位を下回っていないか
• システムメンテナンス中でないか

思ったより手数料が高い：

• スプレッドの存在を理解する
• 販売所と取引所の違いを確認

私が実際に遭遇したトラブル

ケース1：本人確認書類の再提出
運転免許証の写真で光が反射してしまい、文字が読めずに再提出になりました。2回目は照明を調整して無事完了。

ケース2：入金が反映されない
土曜日に振込をしたため、月曜日まで反映されませんでした。振込は平日にするのがベストです。

セキュリティ強化：上級者向け設定

ハードウェアウォレットの活用

長期保有分は別途保管：

• Ledger Nano S Plus / Ledger Nano X
• Trezor Model T / Trezor

私の運用方法：

• 短期取引分：取引所に保管
• 長期保有分：ハードウェアウォレット

コールドストレージの概念

ホットウォレット（オンライン）：

• 利便性：高い
• セキュリティ：中程度
• 用途：日常取引

コールドウォレット（オフライン）：

• 利便性：低い
• セキュリティ：高い
• 用途：長期保管

税務上の注意点

仮想通貨取引の税務

課税対象となる取引：

• 仮想通貨を売却した時
• 仮想通貨で商品を購入した時
• 仮想通貨同士を交換した時

記録の重要性：

• 取引日時
• 購入・売却価格
• 手数料
• 取引目的

私の記録管理方法

使用ツール：

• Excel/Googleスプレッドシート
• 仮想通貨税務計算ソフト

記録項目：

日付 | 取引所 | 通貨 | 数量 | 価格 | 手数料 | 合計 | 備考

まとめ：安全で確実な仮想通貨取引の始め方

口座開設で重要なポイント

1. 金融庁登録業者を選ぶ
2. 二段階認証は必ず設定
3. 少額から始める
4. 手数料を理解する
5. 税務記録をつける

私からのアドバイス

最初の1歩は勇気が必要ですが、正しい手順で進めば決して難しくありません。私も40代から始めて、今では日常的に取引できるようになりました。

成功のための心構え：

• 余剰資金での投資
• 長期的な視点
• 継続的な学習
• リスク管理の徹底

次のステップ

口座開設と初回取引が完了したら：

1. 少額での取引に慣れる
2. 市場の動きを観察する
3. 投資戦略を考える
4. 税務知識を深める

「安全第一、学習重視で仮想通貨投資を楽しみましょう！」 🦝

---

重要な免責事項：
この記事は教育・情報提供を目的としており、投資助言ではありません。仮想通貨投資には価格変動リスクがあり、投資元本を割り込む可能性があります。投資判断は自己責任で行ってください。

---

関連記事:

• 仮想通貨取引の基礎知識：40代から始める安全な投資入門
• 仮想通貨投資のリスク管理：失敗から学んだ資産保護の方法 (近日公開)
• CCXTを使って仮想通貨のトレードをしてみる（第1回）
• CCXTで作る仮想通貨自動取引ボット